Zabbixが障害を検知した時に、メールで通知を受け取るためにやることは以下4つです。
- メディアタイプの作成
- 管理ユーザ作成
- 2の管理ユーザへのメディアタイプ適用
- アクション設定
1.メディアタイプの作成
zabbixが通知で利用するメールサーバを指定し、メディアタイプとして定義します。
「管理」 → 「メディアタイプ」 → 「メディアタイプの作成」
SMTPサーバはIPアドレスで指定すべし。(localhostだと送信できず。IPv6関連?)
通知メールは、ここで指定したメールアドレスが送信元として送信されます。
2.管理ユーザ作成/メディアタイプ適用
zabbixの管理ユーザを作成します。ユーザが利用するメディアタイプも併せて指定します。
「管理」 → 「ユーザ」 → 「ユーザの作成」
新たに管理者として作成するユーザ名を入力します。
メディアタブで手順1で作成したメディアタイプを指定する。追加をクリック。
送信先は通知先としたいメールアドレスを入力する。どの障害レベルで通知を受け取るかを設定します。
ユーザに紐付いたメディアが追加されました。
権限タブの設定。デフォルトで何も権限がない(拒否)ので、適切な権限を付与します。
3.アクション設定
アクション設定では、上記で定義したアイテム/ユーザを利用して、障害が発生した場合に通知を行うアクション設定を有効化します。
「設定」 → 「アクション」 → 「アクションの作成」 を選択
メール文面を変えたいときはここで変更可能。
デフォルトで障害時のみ通知が行われる設定になっているので、復旧時にも通知するように条件を追加する。
アクションの実行内容タブ。アクションとしてタイプを「メッセージの送信」、「ユーザに送信」に手順2で作成したユーザを追加。
追加ボタンを二回クリックする必要があるので忘れずに。
アクションの実行内容が追加された。