源流泊にいく時、最初のハードルになるのが「どの川に行くか」決めることです。ここでは、自分が普段やっている源流泊の場所の探し方をまとめていきます。
まずは「この辺り良さそうだな」というエリアを見つけます。きっかけはなんでも構いません。例えば
などです。この時点で沢名が出てくることもありますが、確定ではありません。「この山域に源流がありそう」という程度で十分で、基点に付近の沢を候補にすることもありえます。沢の名前が分かったら、さらに情報を集めます。検索するときは
などのキーワードを組み合わせて調べます。沢名が不明な場合には、山の名前をもとに検索します。
気になるエリアが決まったら、地図で詳細を確認します。よく使うのはジオグラフィカなど国土地理院地図が参照できるものです。車でのアクセス方法など一部を除き、山や河川の詳細を調べる時にはGoogleMapは適しません。
地図を見るときは主に次のような要素を把握していきます。
沢がいくつもの支流に分かれているような場所は、源流釣りの候補になりやすいです。また、林道や登山道が近くまで入っているかどうかでアプローチの難易度もだいたい想像できます。ここまでの情報を通じて
などをおおまかに把握します。
候補が絞れたら、さらに細かく調べていきます。確認しておきたいポイントは意外と多いです。
林道に車が履いてるか、何台駐車できそうか、出発前の集合場所、車中泊場所になり得る場所はあるかをリサーチします。
源流に嫌な虫は多いですが、特に注意しているのはアブ、ヤマビルです。地域や流域によってはかなり多いことがあり、釣りやメンタル的に困難なレベルになる可能性も考慮します。ヤマビルは丹沢、群馬一部の山系、信南部、南アルプス、日光あたりはよく耳にするので注意します。アブは群馬、新潟、福島あたりは注意したほうが良く発生時期(夏場~8月末ぐらい)と被っているかも確認しておくと良いでしょう。
残雪の状況も重要です。特に豪雪地帯は、シーズン前半は避けた方が良いかもしれません。夏でも雪渓が残ることがあります。登山サイトやネット情報の同じ時期の過去の登山記録を見ると参考になります。
意外と多いのが周辺道路の冬季閉鎖、崩落、工事などで駐車場まで辿り着けないことです。周辺の道路名称を特定してのネット検索、関係先への電話などをして通行止め有無を確認します。
予定メンバーの力量と沢の険しさが合っているかも重要です。例えば次のような情報をもとに
・大きな滝の有無
・ロープを出す場面、高巻き、懸垂下降の有無
・行程が長さ
・登山道が並走しているか(登山道が近くにあるとエスケープしやすい、入渓点を見つけやすい)
一方で、優しい沢は人が多い(先行者が多い、魚がスレている、趣に欠ける)場合もあるのでバランスを考慮しながら検討します。個人的には最近の釣り本に特集で載っているようなメジャーすぎない沢を選ぶことが多いです。
そのエリアを管理している漁協も調べておきます。遊漁券、禁漁区など確認しておく必要があります。シーズン開始時点では解禁時期も意外と遅かったりするので注意します。
もし当日入れなかった場合のために「代替の沢」が周辺にありそうかも考えておくと安心です。
標高は気温、残雪、水温、アクセス可否に影響します。シーズン初期は2000m級などは避けた方が無難だと思います。
人数に応じて沢が狭すぎないか、分かれて釣りができるかも考えます。4人以上だと、釣り時は2パーティに分かれることもありえるので支流があるか、キャンプ地から前後で分散できるような入渓点があるかも確認しておきます。
これらをもって源流の候補を絞り込んでいくと良いと思います。エンジョイ源流!
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